【必読書】子供のお金の教育には『マネーという名の犬――12歳からの「お金」入門』を読んでほしい

子供のうちからお金の教育をしておきたい。

そう思っている親御さんに是非おすすめしたい本が、今回紹介する『マネーという名の犬――12歳からの「お金」入門』です。

人間の言葉を話す犬”マネー”が、12歳の女の子キーラにお金、世の中、人生の仕組みを教えていく物語で、子供でもスッと入っていきやすい内容になっています。

この本はボード・シェーファーさんというドイツ人の経営・資産形成コンサルタントの方が書いた本で、全世界で400万部を超すベストセラーであり、「世界一のお金の名著」とも言われています。

日本語版は村上ファンドで有名な村上世彰氏が監修していて、監修者まえがきの中でこんなメッセージを記されています。

何よりも大切なのは、「お金」は汚いものではなく、仲良くすればするほど、君たち、そして君たちの周りの人たちも幸せにしてくれるということを理解すること。そして、仲良くなるのはできるだけ早いほうがいいということだ。

僕が子供の頃を振り返ってみてもそうでしたが、「お金は汚いもの」「子供がお金儲けを考えるなんて」「株はキケン、お金は銀行に預けるのが一番」といった誤った教えや考え方が一般的だったように思います。

本書はそんな昔からなかなか変わらない固定概念を払拭し、学校では教えてくれないお金の授業をしてくれます。

この記事では、僕が自分の娘が大きくなったら特に教えたい、知ってほしいと思った部分をご紹介します。

マネーが教えてくれる大切なお金のこと

今あるお金とどう付き合うかを学ぶ

今あるお金をどう使うのか。これって大人でも難しいですよね。収入から家賃など固定費を払い、残ったお金を交際費や自分の好きなもの、好きなことに使う。でも気づいたら足りなくなっていたり・・・

それはたぶん、本当に自分が欲しいもの(お金を使う優先順位)が分かっていないということと、今あるお金をどうコントロールするかを学んでこなかったからだと思います。

お金を稼ぐ方法を考える前に、今あるお金と上手に付き合うことを身につけることが大切だとマネーは教えてくれるのです。

たとえ10倍のおこづかいをもらったって、問題は大きくなるだけだよ。収入が増えれば、そのぶん支出も増えるものだからね
(中略)
お金がどれだけあるかはあまり重要なことじゃないんだよ。もっと大事なのは、お金とどうつきあうかだ。ぼくたちはまず、いまもっているお金とうまくつきあうことを学ぶべきなんだ。そうしてはじめて、もっとたくさんのお金を得られるようになる。

お金を稼ぎたいと思ったら、誰かの問題を解決しようとすること

何かの対価にお金をもらうために最も大切なこと。

ほかの人が抱えている問題を解決してあげると、人は喜んでお金を払ってくれる

一部上場の大手企業でも個人事業主でも、ビジネスの基本はこれです。

マネーはデリルという17歳にして億万長者になった男の子が8歳の時のエピソードを例として紹介してくれています。

  • 毎月1ドルで毎朝新聞を家のドアに差し入れる
  • 毎月1ドルで毎朝ゴミ収集所まで運ぶ
1件あたりの金額は小さくとも、70件以上の顧客をもったことで8歳にとってはとても大きなお金を稼ぐことができたのです。

自分は何ができるのかを常に考え行動に移すことで、子供でもちゃんとお金を稼ぐことができるのです。

一つの仕事だけをあてにしない

これはキーラのいとこマルセルからのアドバイスです。

「(中略)第一に、一つの仕事だけをあてにしちゃいけない。おまえが思っているより早く終わりになるかもしれないからな。すぐに追加の仕事を探すことだ」

複数の仕事を持つことはリスクヘッジという意味だけでなく、複数の中からさらに大きく成長が見込めるビジネスが見つかるかもしれないという成長戦略的な観点や、複数の収入源があるという安心感があると思っています。

今副業ブームなのは収入面での安心・安定を求めて人が多いからですし、企業ですらメインの事業とは別の事業ドメインを持っているものです。

この考えを子供のうちから知っておくことは、会社に依存しない経済的に自立した大人になるためにとても必要なことだと思います。

使うために貯金するだけではなく、お金持ちになるために「決して使わないお金」を貯金する

最後に、本書がおそらく一番伝えたい「お金に働かせる」ためのファーストステップです。

本書では”ガチョウを育てる”、”ガチョウの金の卵”という表現を使っているのですが、要するにガチョウ=あなたのお金金の卵=利息です。

投資として株や投資信託を買うというシーンもでてくるのですが、そういった方法論の前に前提となる考え方を分かっている必要があります。

マネーの本来の飼い主であるとてもお金持ちのゴールドシュテルンさんがキーラに言った言葉ですが、

君は待たずにいますぐお金をつかんで、何かに使うこともできる。30万円できたらすぐにカリフォルニアに行くこともできる。でも、そうすると君の小さなガチョウを殺してしまうことになる。あるいは、お金の一部を貯金すると決めることもできる。そうすればしばらくあとには、君は利息だけで毎年カリフォルニアへ行けるくらいのお金をもっている」

とても分かりやすく、魅力的な教え方です。

金の卵を持つガチョウを持つこと。そのために「決して使わないお金」を貯金することの大切さを教えてくれるシーンです。

まとめ

僕の娘は今4歳ですが、10歳くらいになったらこの本をプレゼントしたいなと思っています。

僕自身20代の頃にお金で苦労した(ただのバカだった)ので、お金との上手な付き合い方は早いうちから身につけてほしいのです。

そして、子供ながらに稼ぐために何かやってみようと行動を起こしてくれたなら、全力で応援しようと思っています。

同じように子供のお金の教育について考えている親御さんがいらっしゃれば、まずは親御さんご自身がこの本を読んでみてください。

大人ですら、普通にためになるので笑

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